Interview No.6
オイシックス・ラ・大地 村田 靖雄氏
食を追求するイノベーター
村田さんは、オイシックス・ラ・大地株式会社のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)で、スタートアップ企業と大手企業を結びつける重要な役割を担っている、いわば“食のイノベーター”です。
村田さんはこれまでに、らでぃっしゅぼーや(株)とオイシックス(株)で、品質管理や青果・加工食品の仕入れなど、商品開発に関わる業務に従事。さらに、リクルートとのジョイントベンチャーやOisix香港事業での仕入れやリアル店舗事業の事業管理など、様々なプロジェクトに携わっています。
食に関する深い知識と豊富な経験を持ち、常に新たな食の可能性を追求する姿勢は、食に関わる多くの人々から信頼を集めています。
美味しくより良い食体験を目指す
村田さんに仕事で大切にしていることを聞くと、「美味しいこと」「良い食体験ができること」とのことでした。
お客様に向けて、美味しく、納得してもらえる価格で、商品が良いと思ってもらって購入につながるような、価値のある商品を生み出すことに関わりたいです。例えば、商品がこだわりの素材だと宣伝することも良いとは思います。でも、それよりも“おいしい”こと、“良い食体験ができる”ということが、何よりも大切だと私は思います。
常にお客様目線であること。いくら“農薬を使ってませんよ”と言っても、美味しくなかったらお客様に買ってもらえません。お客様が手に取ろうと思える商品作りを追求したり、そのような商品を作っている会社に投資したいと常々思っています」と教えてくれました。
続けて、「ネーミングも大切な要素です。私の会社の商品に『ピーチかぶ』という野菜があります。
聞くと食べたくなりませんか?ネーミングから、“桃のようにジューシーなんだろうな、甘いんだろうな”と想起できる。
これを、例えば『農家のこだわりカブ』という名前にしたとして、『農家のこだわりカブ』と『ピーチかぶ』、どちらが食べたいですか?ということです。そういう角度からも、良いなと思ってもらえるものを作りたいです」と答えてくれました。
『食と茶の夢』について
ー温度によって変わる新しい食体験ー
『食と茶の夢』について「率直に、とても美味しかったです。特に、常温と温めた飲み方は、お茶のうま味や渋みが強く出ていると思います」と評価してくれました。
さらに、「“良い食体験”という点において、『食と茶の夢』は温かい食事にも、冷たい食事にも合う、常温でも美味しい商品を作っているところが通じています。その特性を前面に押し出すことで、より多くの方に届くのではないかと感じました。
最近は、若い方を中心に常温ペットボトルの需要があります。発売当初は市場で本当に売れるのか?と疑問の声が多かったですが、今はすごく売れています。冷たい飲み物を好まない方たちをターゲットにしているところが良い着眼点ですね。
商品価値として唯一無二だと思うし、そのターゲット層が『食と茶の夢』を飲んで美味しい体験をして、人にすすめるサイクル作りが生まれそうだと感じました。『食と茶の夢』はそれができるだけのポテンシャルがあると思います」と述べてくれました。
村田さんは、美味しくて良い食体験をお客様に届けるために、食の可能性を探求しています。『食と茶の夢』も、また皆さまの心に残る食体験を目指しています。
日本には世界に誇る食の文化があり、
お茶の文化があり、酒の文化があります。
「食と茶の夢」は、そんな「日本」を楽しむために、
「煎茶」「抹茶」「焼酎」を絶妙に合わせた、
新しいカテゴリーの飲み物です。
和食と合わせると、その味わいはさらに豊かに。
常温のままでももちろん、
お刺身には冷やして、とんかつでは温めてと、
献立に合わせて、食べる楽しみを大きく広げていきます。
あなたの食生活に、これまでにない楽しみを、ぜひプラスしてください。